ローカルな環境で色々テストするために、テスト用環境を構築することがあります。

XAMPPをつかうと短時間かつ簡単に設定できるので、そのインストール・設定方法と、Perlモジュールを追加する方法のまとめ(メモ)です。
(Windows環境が対象)
1.XAMPPのダウンロード
apache friends - xampp for windowsから、XAMPPの「インストーラ」をダウンロードします。

SourceForge.net からのダウンロードとなります。
デフォルトのダウンロードサーバは遅いので、キャンセルし、「Select a different mirror?」をクリック、「Ishikawa, Japan - Asia」からダウンロードしなおした方が早いかもしれません。

2.XAMPPのインストール
ダウンロードしたXAMPP(「xampp-win32-1.6.2-installer.exe」、バージョンによって数値はことなります)をダブルクリックします。
インストーラーが起動するので、画面に従ってインストールします。
特に設定する必要はありませんが、インストールする場所はCドライブ以外の、HDDの残り容量が多いところへの変更をオススメします。

3.Perl アドオンのダウンロード
「XAMPPアドオン」から「Perl」の「Installer」をダウンロードします。
ダウンロードの方法などは、上記1のXAMPPの場合と同様です。

4.Perl のインストール

ダウンロードしたPerl(「xampp-win32-perl-addon-5.8.8-2.2.4-installer.exe」、バージョンによって数値はことなります)をダブルクリックします。
インストーラーが起動するので、画面に従ってインストールします。
特に設定する必要はありません。

5.動作確認
ブラウザから、「http://localhost/」にアクセスします。
XAMPPの画面が表示されれば、インストールは成功しています。

なにも表示されない場合は、Windowsの「スタート> プログラム >Apache Friends > XAMPP > XAMPP Control Panel」から「Apache」が「Running」になっているか確認しましょう。
何も表示されていない場合は、「Start」ボタンをクリックして Apache を起動してください。

6.初期設定
6.1 .htaccessの設定

初期状態では、外部からアクセスが可能となっている可能性があります。
そのため、外部からのアクセスを禁止します。

メモ帳などテキストエディタを起動し、
Order deny,allow
Deny from All
Allow from localhost 127.0.0.1
と記入、「.htaccess」という名前をつけて保存します。

「.htaccess」というファイルを作ってから保存しようとすると、『「.htaccess」という名前でファイルを保存することはできません!』とWindowsに怒られるので注意しましょう。

作成した「.htaccess」を「(XAMPPインストールディレクトリ)\htdocs」(例 D:\Program Files\xampp\htdocs)の下に保存します。

6.2 PHPの設定
全角文字(2バイト文字)用の設定を行います。

「(XAMPPインストールディレクトリ)\apache\bin\php.ini」(例 D:\Program Files\xampp\apache\bin\php.ini)をメモ帳などで開きます。
;extension=php_mbstring.dll

extension=php_mbstring.dll
に変更します。

6.3 Perl用のパス設定
初期状態ではPerlのインストールディレクトリが XAMPP 用の特別な位置となっています。そのため、普通のCGIを動かそうとすると、「なんとか.cgi」の1行目を
#!/Program Files/xampp/perl/bin/perl
に変更しなければ動きません。

変更しなければ、500エラーが表示されます。
(couldn't create child process: 720003)

ただ、全てのCGIの1行目を変更するのは現実的ではないので、以下の方法で修正します。
  1. .cgiファイルを右クリックし、「プロパティ」を開く
  2. プログラムの項目の「変更」ボタンをクリックする
  3. 「参照」から「(XAMPPインストールディレクトリ)\perl\bin\perl.exe」(例 D:\Program Files\xampp\perl\bin\perl.exe」を選択する
  4. 「(XAMPPインストールディレクトリ)\apache\conf\http.conf」(例 D:\Program Files\xampp\apache\conf\http.conf」を開く
  5. 368行目、ScriptInterpreterSource registryの頭の#を外す
  6. 保存し、apacheを再起動する




以上でセットアップは終了です。
これでファイルをサーバにアップロードすることなく、テストが可能になります。


(2010/12/31 追記)
上記の設定でもperlが動作しない場合(エラー内容が変わらない場合)、Windowsのハードリンク(ジャンクション)機能を利用する方法があります。

どのような概念なのかについては、こちらの「XAMPPとperlパスを調整してCGI(MT)を動かす+Windows ジャンクション」をご参照ください。

ただし、上記サイトの方法、具体的にはツールでは、「hresult -2147024769 lnhdr.dll」のインストールエラーがでたため、「Link Shell Extension」というツールを利用しました。
その手順は以下の通りです。

1.
Link Shell Extension」のダウンロードページから、「vcredist_x86.exe for Vs2005 Sp1 with ATL Security Update (2.6 Mb)」と「Link Shell Extension (2.00Mb)」をダウンロードし、その順番でインストールします。
「Link Shell Extension」は言語選択可能です(日本語でインストールしたことを前提とします)。

2.
(念のため)Windowsを再起動します。

3.
「(XAMPPインストールディレクトリ)」以下にある「perl」フォルダを右クリックし、メニューから「リンク元として選択」を選択します。

4.
XAMPPをインストールしたドライブ直下で右クリックし、「リンクを作成 > ジャンクション」を選択します。

5.
「perl」ジャンクションが作成されるので、名前を「usr」にリネームします。


以上で設定は終了です。

(2011/05/01 追記)
Windows7の個人的な備忘録。

C:\xampp\perl
usr/bin/perl

mklink /d C:\usr C:\xampp\perl